2024-03-02
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老老介護の3つの問題点

高齢者が高齢者を介護する老老介護は、さまざまな問題点を持っている。介護の担い手が高齢であることで発生する問題点が多く、今後老老介護の当事者となる可能性のある人にはぜひこれらの問題点を知っておいてほしい。まず1つは体力的に負担が大きいという点である。介護を行うとなると、介護する側は介護される側の体を持ち上げなければいけないことが多く、腕や脚、腰などに大きな負担がかかるようになってしまうのだ。体に襲い掛かる負担が蓄積していくことで、「もう無理だ」と老老介護を投げ出したくなってしまう人は少なくない。

2つ目の問題点として、高齢者同士で介護を行うことで1つひとつの動作が遅くなってしまうという点が挙げられる。高齢者1人での行動でさえ若い人よりかは動作が遅くなってしまうのに、高齢者が高齢者のサポートを行いながら動くとなると、1つの動作を完了するのに2倍近くの時間がかかってしまうのだ。

そして最後に、介護に集中することで外で他者と触れ合う時間が減ってしまい、社会との接点がなくなりやすいという問題点が挙げられる。高齢者の体力では仕事と両立して介護を担うのはとても難しい。仕事から離れて家の中で介護だけを行うことで、介護の対象者としか話す機会がなくなってしまい、精神的な負担が大きくなりうつ状態になってしまうこともある。老老介護にこれから立ち向かわないといけなくなる人たちは、これらの3つの問題点をあらかじめ認識し、できる範囲で問題を解決する手段を確保しておくことをおすすめする。