高齢者が高齢者の介護を担うことを老老介護と呼び、老老介護にはさまざまな問題点が存在している。年齢を重ねて体力的に厳しくなってしまう人もいれば、十分な睡眠時間を確保できず精神的に辛くなってしまう人もいる。老老介護になってしまう可能性がある人は、まずは日頃から自分の健康を保つことができるよう意識してみるのがおすすめだ。相手の身体を持ち上げたり認知症を患っている人の話を聞いたりすることは、非常に体力を必要とする。そのため介護する側は健康状態を保っていなければいけないのだ。自分の身体に小さな変化が起きた時には、症状が小さいうちに早めに病院を受診することで老々介護の体力的な負担を少し軽減することができる。
また精神的な負担については、同居ではなく介護施設へ入居させることで問題の改善が可能だ。一緒に住んでいると嫌な面を頻繁に見ることになってしまうが、介護施設に入居してもらうと1日の大半を離れて過ごすことになるため、介護する側の精神的な負担をかなり軽減することができる。
介護施設への入居のほか、デイサービスやショートステイの利用もおすすめである。デイサービスは日帰りで利用できる生活支援を受けたりレクリエーションを楽しんだりできるサービスで、ショートステイは数日から1ヶ月ほどの短期間介護施設に宿泊させてもらえるサービスだ。これらの介護サービスを上手く活用することで、少しずつ老老介護の問題を改善することができる。こちらのサイト<http://rouroukaigo.com>にも、介護の問題を解決するサービスが紹介されているので、ぜひチェックしておこう。